最新ニュース
- 2010年02月09日
- 米ベンチャー企業フェイト・セラピューティクスが「体細胞を初期化する方法」について、米国で特許を取得した。 出願人は米マサチューセッツ工科大のルドルフ・イェーニッシュ教授らで、 2003年に「ヒトの体細胞に遺伝子を導入することで体細胞を初期化する」アイディア考案し、2004年11月に米特許商標庁に出願したもの。 (毎日jp、asahi.com)
- 2010年02月08日
- シンガポールゲノム研究所などのグループは、Oct4、Sox2、Klf4の3遺伝子にTbx3という遺伝子を加えてマウスの皮膚細胞に導入することで高品質のiPS細胞を得ることができたと発表した。 (47NEWS、nature)
- 2010年02月05日
-
米ソーク研究所と京都大学、アステラス製薬の研究チームは、動物細胞をフィーダー細胞として使うことなく、ヒトおよびマウスの脂肪由来細胞から高効率でiPS細胞を作製することに成功した。
(NIKKEI NET、PNAS)
(※iPS Trend 研究開発トピックス フィーダー細胞とは) - 2010年02月04日
- 米NIHは、最も広く使用されてきたヒト胚性幹細胞であるH1株について、オバマ政権への交代に伴い、連邦政府予算下の研究で使用することについて承認することとなった。 (iPS Trend 研究開発トピックス、nature)
インタビュー
広い視野での研究推進が次の芽を育む(2) -全3回-
浅島 誠 氏

iPS細胞研究を発展させるには、細胞とは何か、細胞の本質を理解することが重要です。
ES細胞やそのほかの幹細胞の理解なしに、iPS細胞を理解しようとしても十分な成果は得られません。
iPS細胞は、拒絶反応や倫理的な問題はクリアしましたが、分化した線維芽細胞を脱分化させるメカニズムの解明は未だですし、初期化した細胞の維持、最も重要な安全かつ求める細胞の分化制御法など、まだまだ課題として残っています。
研究開発トピックス
NIHがヒト胚性幹細胞H1株使用承認へ
ブッシュ大統領政権下は凍結されていたヒト胚性幹細胞株について、従来、最も広く使用されてきた細胞株の使用へ向けてNIHが承認することとなった。
米国幹細胞研究者の間で喜びをもって迎えられた嬉しいニュースである。
オバマ政権への交替に伴い、連邦政府予算下の研究で制限されていたヒト胚性幹細胞について、使用可能とするための新たなルールが昨年6月NIHにより公布された。
・・・more >>
研究開発トピックス
【日本の科学技術の進展に向けて】iPS細胞研究に関する政策の動向とライフサイエンスの振興
文部科学省文教施設企画部計画課(前同省研究振興局ライフサイエンス課) 菱山 豊 氏

菱山 豊 氏
京都大学の山中伸弥教授のグループが樹立したiPS細胞に関する研究は、発生学という基礎科学から再生医療、様々な疾病の原理の解明、創薬という応用まで、大きく貢献するものと期待されており、世界中で研究が行われている。
このような研究がわが国から始まったのは、理化学研究所の西川伸一教授が指摘されるように、日本の総合力が高いためであると考えられる。
・・・(中略)・・・
iPS細胞研究をはじめとするライフサイエンス分野には、多額の税金が投入されている以上、科学の成果を社会に還元することが求められている。
したがって、ライフサイエンスを進めるためには、ある分野の研究を強化するという考え方だけではなく、どういう社会を目指すのか、それに必要な科学技術は何かという考え方が必要になってくるのではないだろうか。
具体的には、・・・more >>


